「自分の撮った写真は受け入れてもらえるのだろうか?」写真家にとっては、常に降りかかって来る問題だ。写真を歌や演技やスキルなどに置き換えてみても、生きている者にとってはたいてい当てはまる。

舞台やコンサートでも、愛知県民の目は良く肥えていると言われていて、確かにその通りだと思う時がある。

実家は名古屋にあり、20歳ぐらいまで名古屋で暮らして来たし、そういう土壌は自然と身に付いて来たと思う。歌手なら、売れているよりも、歌が上手かったりする方がいい。演技も、劇団上がりのいぶし銀の俳優の方がいい。東京に出て来て14年になるが、ここら辺の着眼点が東京と違うと思う時がある。食文化でも、味は濃い方がいい。見た目は茶色っぽくていまいちでも、味が美味い方がいい。

自分は旅や写真を続けているが、旅ならアジアの様なディープな所がいいし、写真のプリントなら濃い方がいい。絵画も水彩画よりも油絵の方がいい。

ここ数年前から特に写真でも淡いものが気に入られている様だ。写真のインクジェットがいい例だ。もう10年もすれば、濃いものが人気が出て来ると信じているのだが。そうじゃないと、続けていけない。

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