明日から

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明日からレーへ行って来る。
よく考えてみると、今回の災害がなかったら(予定通りなら)、陸路でキーロンから先へ入り、
レーで長く滞在していたか、帰りは空路にして9月から雨季のバラナシへ
向かっていたかと思う。
 
今回の災害によって、最後は空路のレー行きを決めたとも言える。
バラナシでなく、レーを選んだ。バラナシは次回にまた行ける気がする。
 
写真を撮る為の残り約20日間の滞在で両方は行けない。
今の心境は、ヒンドゥー教徒の聖地よりも、仏教徒の聖地や巡礼者、
僧侶などを撮らせてもらいたい気持ちである。
ダラムシャラー、マナリーのチベット寺で掴んだ事も大きいし、
今までのアジアの旅を振り返っても、東南アジア、タイから始まって、
カンボジア、ラオス(細かい宗派は違うかもしれないが、仏教という一くくりである)、ネパールから得たものも大きい。
ここ4,5年はインドで、どちらかと言えば仏教にはこだわっていなかったが、
今回の旅で仏教の素晴らしさを再認識した。
 
そして、今回の災害があり、その時比較的近くにいたし、
こうして少し落ち着いてデリーに滞在していると、やはり
レーへの道(少なくとも気持ちでは)が開花した。
 
自分でも上手くまとまっていないのが分かるが、
本能的に呼ばれいている気がする。今までの仏教国・人から受けた有難さや悲しみが、
通常ではないレーにある気がする。集大成の気がする。
 
観光化されて来た通常のレーならたぶん空路では行っていない、というか、
席も取れなかったと思う。
 
こうして今行けることの現実を実感している。
少なくとも観光を楽しむ感じではなく、
写真家としてやらなきゃいけないことを感じている。
かと言って、災害の現場へ行って悲惨な様子を撮るという
気持ちは、あまりない(レーへ入らないと分からない)。
 
災害後、3週間は経っても、現在のレーの様子はあまりよく分からない。
街の中心は機能していそうだが、近郊へどのくらい行けるのかは分からない。
インフラの復旧もどのくらい進んでいるのかもいまいち分からない。
 
でも、実際に行って確かめたいと思っている。
長く続けていると安定志向になるから、昔の自分を取り戻したい。
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あさってレーへ

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今もデリーに滞在している。あさっての朝には国内線でレーへ行く予定。
残りの滞在日数とフィルム、残金も検討して今回は空路を使うことにした。
節約していた街もあったから、良かったと思う。
振り返ってみると、国内線を使うのは5度目のインドで初めて、9年前ぐらいに
タイで使ったぐらいだと思う。
 
前年を調べてみても、雨季のこの時期は、しばしば道が寸断される様だ。
陸路で行くには、もっとタイミングが良くないといけない。
やはりレーは陸の孤島であって、容易には辿り着けない場所な気がする。
 
9月25日には今の所東京へ戻る予定。一まとまりのフィルムを撮り終えて
自分なりの一仕事をしたいと思っている。
インドでは何が起こるか分からないから、いつもは多少お金を残して帰国するが、
1週間ぐらいならまだしも、予定よりも2,3週間もレーに入ったはいいが足止めを食らうと
少し厳しいかもしれない。
デリーの旅行会社でも、一応レーの今後の天気もチェックしているが、
空路では問題ないらしい。9月に入れば、最北の天気は安定してくるはずだと思っている。
 
9月になると、恐らくデリーは相変わらず、そしてビハール、コルカタ、南インドの
方へモンスーンの雲は移っていくと予測している。
 
念の為に、今泊っているハレラマGHの荷物置き場か、ロニさん(ロニシゲタトラベル)に聞く予定の
荷物置き場のいい方にレーに行っている間の約20日間、今まで撮り終えたフィルムなどの荷物の一部を置かせてもらおうと
予定している。
荷物の分割である。レー方面の国内線はセキュリティーが厳しそうだし、レーへ行く気持ちはまだ消えなかったから
長袖服を捨てずに取って置いたし、旅を続けていると荷物が嵩み規定内の20キロは超えているのも怖い。
余分な高いお金は払いたくないし(デリーで置いておくと一日5RS~8で済みそうだ)、
標高が高い為にフットワークはもっと軽くしておきたいし、二次災害で荷物が流されるのも怖い。
 
キーロンでは標高3300あったが、調子に乗って3800ぐらいある山の寺へ登ったら、
次の日のどが痛くなったり、体が少しだるくなったりした。あれが高山病の初期症状なのだと思っている。
もちろん、マナリーに下ったり、今のデリーでは体調はいい。
 
もしレーへ行けば、その時の個人的なリベンジにもなるし、高山での旅や写真家としての
いい経験になると思っている。
 
キーロンでも、ある程度掴めたが、山での写真の撮り方は祭りの日以外は、待っていても
写真は撮りにくい。こちらからもっと歩かないといけない。
ラオスやネパールやパキスタンの山村に似ているが、そこでは標高なんて意識したことはなかったが、
もっと高いと思うから、体調にももっと気を付けないといけない。
後、景色は素晴らしいから、景色の写真はいつもよりも多くなる。
まあ、それもいいと思っている。
 
とにかく後は天気次第で、レーへ飛び込みたいと思っている。

デリーに到着

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今日、バスでデリーに戻って来た。
陸路でのレー行きは依然として厳しい様だ。
「ALTERNATE OPEN」となっていて、遠回りするルートで道はかろうじて繋がっていそうだが、
マナリーの旅行会社に確認した所、「シェアする人がいない」「パーミッションが必要?」
と情報が混乱している。
 
ローカルバスはずっと運行していないままで、グループなら一台貸し切って行くか、
それでも3,4日かかるかもしれないし、行けない可能性も出てくると思う。
かなりリスクが高そうだ。
 
いろいろと考えた結果、今の所、空路でレーへ行くことにした。
雨季のバラナシのガンジス川がどのくらいか、沐浴する人もけっこういるのかなど
行って見たかったが、やはり今回の災害でいっそうレーへの優先順位が高まった。
そのままでバラナシへ行っても後悔すると思う。
 
バラナシも災害などでなくなる恐れもあるが、レーの方が高い気がする。
旅人として、写真家としても、写真が撮れるかは別として一度見ておかないといけない。
慎重に行動するが、一応、自分なりにベストを尽くしたい。
 
それでも、天候次第ではデリーから飛ばない可能性もあるし、
まだ行けるとは限らないし、旅に出ると時に大胆になり、時に慎重になる。
まあ、臨機応変に対応していきたい。
 
しばらくデリーに滞在したい。

Patiala

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I stay in patiala.
 
MUTO
 

旅人と写真家の期待と葛藤

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レーへの陸路の道は、バススタンドにいる係員に聞くのが一番早い。

その係員も、「クローズ」と言うのみでずっとその他の情報は持っていない。
ここは日本と違うし、いつ頃に復旧するのかも目処が立たない様だ。
急に復旧することもないとは言えないが、規模を考えると
長引く可能性もある。
少しマナリーに長居したが、
あさってには、下のシムラーという街に行く予定。
今の所、その後チャンディーガル、パティアラ、デリーへ向かう予定。
山の上から、デリーへゆっくり降りていく形になると思う。
まだ行っていない気になっていた街を抑えていきたいと思っている。
降りる度にレーへの道は遠のいていく気がする。
復旧の日次第では気が変わるかもしれないが、また戻るのはかなりの労力がいる。
長期の撮影旅では今の所、国内線は使ったことがない。
飛行機は国際線のみでできるだけ空路は使わないというのが、
一応自分の旅のスタイルだ。
災害によって陸路でゆっくりと旅をし滞在し写真が撮れないというのは、
かなり痛い。
災害によって、人の微妙な表情も狂うと思うし、
陸路で行くということは、被害の大きかった村を通ざるをえないし、
気が重い部分もあるだろう。
空路でピンポイントでレーに入ったとしても、
近郊の村へは行きにくい予測もある。
デリーへいったん戻った後で数日後のレーまでのフライトの席状況と
値段は聞くと思うが、今の心境は、「陸路でなかったら行かない」
とある程度決めたいと思っている。
少なくとも一年置いた方がいいと思う部分もあるし、
今回の旅で一度はレーという街を見ておきたいという
部分もあるし、仮にレーに入ったとしてもまだ一度も
行っていない街なのでどんな写真が撮れるか
予測が付きにくいという部分もある。
旅人と写真家の期待と葛藤で揺れている。
いずれにしても9月がデリーに戻った後、
レーへ行くのか、バラナシに行くのかの最終ラインだと思っている。
雨期もありその日の移動の遅延や困難も予想されるし、
大きな街ではテロの可能性も否定できない。
その時どこにいるかで、運やタイミングが関係している。

旅のリズム

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今もマナリーにいるが、

依然としてマナリーとレーの陸路はクローズのまま。
スリナガルとレー間は復旧した様だ。
スリナガルの外出禁止令が解かれたかと思ったら、
また数人の死者が出る衝突があった。
ラマダンに入って少し落ち着くかと思ったら、
まだ緊迫状態は続いている。
明日はインドの独立記念日だから、
さらなる被害が予想される。
仮にスリナガル方面が開通したとしても、
抜けるにはまだリスクがいる。
今回のレー近郊の災害の情報は最近見えて来ない。
新聞でもニュースでもあまり伝えられていない。
旅のリズムが上手くいっていない。
もう少し様子を見てデリー方面に向かうか判断したい。
ここで早めに復旧したら、レーに呼ばれている気もするが、
まだ半々という感じである。
キーロンから戻った時に、レー方面のトラックがロッタン峠辺りで
開通待ちをしていたし、恐らくレーには空路では戻れない様子を伺っている旅行者が多くいると思うから、
仮に開通したとしても、山の一本道で渋滞や混乱も予想される。
開通してしばらくの時間は必要かもしれないし、
ここら辺が今回の規模を思うと、
判断が難しい。

どこかで見切った方がいいし、
あまり焦らず撮影旅を続けたい。

山の天気

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今いるマナリーでも標高2050メートルある。

昨日の夜から今日の14時までずっと雨だった。
朝、写真を撮りがてら近くのビアーズ川を見に行ったが、
1度目の滞在よりもかなりの濁流になっていた。
これが雨期の北インドなのか、スコールとは違い、
ずっと降り続く日がある。
ただ、ここマナリーは山から降りた(それでも高いが)
盆地にあり、街の規模もそこそこだし、
崖の上にある行きと帰りの車がギリギリですれ違う一本道と違い
万が一になった時も大丈夫だと思う。
大雨に対する一定の安心感がある。
後は、近くに川が流れていなかったり、滞在するホテルの
場所もポイントになると思う。
マナリーは大きなホテルも多いし、雨期の今は万一のことを考えて
山の上のオールドマナリーよりもアクセスのいいニューマナリーに
泊まった方がいいだろう。
薬局が多いのは、やはり安心する。

崖の上のキーロンに長期で滞在すると、
滞在していた時は晴れていたが、万一のことがあると
陸の孤島になりかななく、少し不安だった。
景色はフンザに近いものがあり素晴らしく、
キーロンからマナリー間の道路のキーロン側も
ジュラシックパークの舞台の様で、自然の滝が無数と流れていて
圧倒された。雨期はとにかくぬかるんでいて、
かなりの悪路だった。

レー方面の天気もとても気になる。
二次災害が起こらないか心配だ。

陸路は依然としてクローズのまま。
災害の規模は大きいのに、日本の様な生中継のニュースは見つからない。
ニュースや新聞によっても、正確な死者数、怪我人などもまちまちである。
自然の恐ろしさと、雨期のインドはやはり手強いのかもしれない。
グジャラート州でも洪水で8人ほどが亡くなられたし、
今後も各街で雨の被害は予想される。

ニュースを見ると、一番規模が大きくてパキスタン、中国、
比較的近くにいるインドと、同じ映像だが、豪雨災害が
集中している。インドのニュースは何故か政治集会の模様も
多いし(日本だったら規模のことを考えるとレーの災害を多く報道するだろう)、
この時期は洪水の街は多いし、ある程度インド人の雨に対する
卓越さがあるのかもしれない。

雨期でもスムーズに行く時は行くし、
現地の人は普通に暮らしている姿を多く目にする。
今年は例年以上に雨が多いと思う。
滞在しているホテルの土壌が緩んでいるのかどうか、
心配すればきりがなくなる。
どうにもならない時はどうにもならないし、
ある程度緊張感を保ちながら、ある程度いい意味で開き直りながら、
気を付けて旅を続けたい。

今回の件でもそうだし、
大きな災害があると、いろいろと不安な想像が膨らむのは確かだし、
いろいろと混乱しそうになる時もある。

そこは自分を信じて撮影旅を続けたい。
雨期のこの時期しか撮れない写真は確かに存在する。

自分の写真はどこの街でも撮れるとも思っている。
後は、その街に呼ばれているか呼ばれていないかだと思う。

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