今日はバイトは休み。
朝、55分走り、懸垂30、23、22、20の4セット、腕立て90×2、シャドー10分行う。
夕方、ジムに行き、縄跳び2R、シャドー7R、マスボクシング3R、サンドバック6R、シングル1R、ダブル1Rを行う。
少しでもいいから地味に続けるものだ。その日の体重や筋力の調子もあると思うが、最初の懸垂でいつの間にか30回出来るようになっていた。
その後でインターバルを1,2分挟み、サーキット状態にして、筋力が少しづつ付く計算になる。
懸垂はかなり古典的なトレーニングだが、体を痛める下手なマシンよりもいい。
 
仕事が休みだと、トレーニングの時の体が軽い。
1年前肺結核に罹ったことが嘘のようだ、3R激しいマスボクシングをしても確かに疲れるが、疲れながら粘り強くなって来た。
一度病気から回復すると、そこが鍛えられて逆にプラスアルファになり、体力が蘇って来た。ボクシングの恩恵か、年齢の割にはもっと体力が付いて来たかもしれない。
スポーツは、試合が一番だ。野球でも、サッカーでも、試合の独特の緊張感がいい。
欲が出て来る、ボクシングは接触のスポーツだから、そう簡単にはいかないが、一度はやってみたいものだ。同年代の実力も分かる。
そうなると、コンタクトを外して裸眼のぼけた状態でどこまでスパーリングに耐えられるかと、マウスピースも買って付けないといけない。
越える山は多い。何でも経験だから、人生や、写真にも生きて来る。
 
一ついい方向の写真の結果が出た。
遅くてもいいからあきらめず定期的にアジアを旅して写真を撮り続けていることや、日本では写真をほぼ撮っていないが、その分自分なりに自分を律しトレーニングに励んでいる結果だろう。
そういうことを神様は見てくれていると思う様にしている。
写真家は写真を撮ることが全てじゃない。これだけいいカメラが発売している中で、いい写真を求めるなら、小手先じゃなくて最後は被写体そのものや撮る側の魂・気持ちみたいなものが
重要になって来る。じゃ、どこで魂を鍛えるかと言ったら、別に一時は写真から離れても、つらいアルバイトをしたり、趣味以上のスポーツを続けること、人それぞれだが、
作者の生き様みたいなものがキーワードになって来る様に思う。
遠く離れても、その時撮った写真に、今の生き様が背中を押す様に、「魂よ、乗り移れ!」というのが理想だ。
 
写真の世界は厳しい。写真はテレビや映画と違い、世間の関心度は低い。
美術に近いが、たとえ一般的な世界が小さくても、その人にとっては大きくなる。
最後は一人で解決しないといけないので、やりがいはある。
今の社会は競争社会であるということは否めないが、どこかで自分なりの核心や、他に流されないで自分のペースを続けるということも忘れたくないものだ。
「継続は力なり」「自分を信じる」
好きな言葉だ。