時間とお金の問題が写真家の切れ目と思う時がある。
 
写真にはフィルム、現像、プリント。行かなければ撮れないから、取材費もかかる。写真はお金がかかる。小説家さんとは少し違う点だろう。
 
お金を作るには当たり前だが、働かなければならない。働くには、時間を制約しなければならない。生活費を引いた写真代と働かない自由な時間で、創作する瞬間が生まれる。
 
体調が万全の時はいいが、いったん体を壊すと、何もかもが狂う。時間もお金も自分の体力から稼ぎ出す。少なくとも今まではそう思って来た。ここ3年間は過酷だった。働くと言っても、時間の融通を利かせるには肉体系のバイトを選んでしまうし、肉体で付いていけなくなるのを諦めたくないから続けようとする。
 
もう3年間を同じ様な動きで行こうと思ったら、不安でいっぱいだ。今までは週払いだったが、会社員の頃の月給とは大違い。週払いや日払いになればなるほど体力を消耗する。20代の頃はそれで良かったが、揺らぎつつある。
 
海外で撮らなければ、写真家をやっている意味がない。普通の日本で今の所撮りたいものはない。
 
難しい所だ。後2年間ぐらいは東京にいるが、状況次第では別の選択肢も考えている。