アラハバード、バラナシへ

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昨日の深夜、デリーに戻って来た。
 
定宿としているホテルに着いたが、部屋が違うだけでお湯を沸かす電気系統が故障している。もう慣れたが、疲れがどっと出てくる。気が抜けない。今使っているネット屋でも、速い日もあるし、極端に遅い時もある。インドはよく停電するし、使える電気量が限られている。街によっても、時間帯によっても、大幅に違う。
 
少し経って、バラナシ方面に向かいたい。
 
残り約2週間で、残りのフィルムは45本。まとまって撮れる本数だ。そうなると、バラナシしかない。前から気になっていたアラハバードと組み合わせたい。
 
両方とも1週間程度しか滞在できないが、今回行くことにする。
 
体調もまだいいし、2週間なら耐えられそう。疲れて日本へ帰ることになりそうだ。
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いったんデリーへ

1件のコメント

プシュカルフェアは満月の日を最終日として開かれるとされている。昨日の夜は確かに満月だった。美しい満月が出ていた。
 
アジメールへと向かう道は、帰る人でいっぱいだった。バスは屋根にも人を乗せていたし、トラクターが何台も大勢を詰め込んで走り去って行った。「夢の跡」、そんな気がする。祭りは俗な部分も多いけれど、いい部分もあった。祭りは観光客が入れば必ず俗化してくるし、引いても来た甲斐はあった。
 
まずは実際に来て見なければ分からない。
 
今日が満月でなければ、忠実に守っていることになる。インド人の性格は大雑把だが、宗教や昔ながらの伝統や習慣や自然への畏怖は頑なに信じている。日本よりも遥かに残っている。今の時代に素晴らしいことだと思う。
 
明日、いったんデリーに戻りたいと思う。
 
今回の旅は本当にデリーを行ったり来たりしている。
 

プシュカル祭最終日

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行きのエアインディアの機内誌でも、今年の祭りの期間は18~24。その前後で、宿泊施設が上がる。
 
今日が一応最終日となる。
 
砂漠にいた駱駝の集団もほとんどいなくなっていた。あれほど荒野を埋め尽くしていたのに。もう今は空間が大部分を占める。
 
いなくなると、何だか寂しい感じもする。
 
その分、遊園地のある通りと湖周辺は活気が出ている。駱駝の群れとその他は別個と考えた方がいい。
 
小型の遊園地は、浅草の花やしきをもっとレトロな感じにしたものだ。
 
手品や大道芸や幾つかのテントもある。
 
小型だけれど、かなりの昔風で逆に新鮮だと思う。
 
横に大きく揺れるバイキングも、見た感じ安全ベルトなどない。
 
落ちそうなほど揺れている。それでもインド人は肩に手を回したりはしゃいでいる。
 
インド人と日本人とでは、恐怖感が違う。

ほっとする

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もう2週間ほどプシュカルに滞在している。1週間を過ぎたあたりから、住む感覚に近くなってくる。写真を撮るにしても、目も感覚も慣れて来る。最初は驚いた光景も、何度も見ると、驚かない。すぐにはシャッターを切らなくなる。さらなる違いや、リアクションがあって、新しい人や瞬間に出会うと、またシャッターを切る。
 
昨日の夕方は、けっこう人が多かった。見せ物小屋風のテントも開いていたし、大きめの観覧車も何度も回っていた。観覧車は常に回ることを期待していたが、お客さんが来てはじめて回る仕組みらしい。すごい高速回転だ。日本の観覧車のゆっくり見物というわけにはいかない。それ一つでも実にインドらしい。
 
毎日の様に砂漠に通っていたが、もうそこにいる人や家族や商売人や駱駝の群れは同じだろう。「かっこいい、写真を撮りたい」と思ったら、同じ人間だったりする。こんなにも駱駝や馬に接近したことはない。佇んでいるだけで、すぐ脇を駱駝や馬が通り過ぎていく。何度駱駝に足を踏まれそうになったり、人が乗って駆けている馬に轢かれそうになったか分からない。
 
今の宿にテレビはない。思ったよりも早く時間が過ぎていく。チベット料理を出すレストランを併設している。チョウメンもいい味だし、トゥクパがインドで食べられるのはうれしい。何よりもそこで働いているのはネパール人だが、彼らの顔を見るとほっとする。
 
チベット系のネパール人の若者は、日本人に似ている。顔立ちも、仕草や、躊躇したり、恥らう感覚も。働きぶりも真面目だし、正直そうなのが好感がもてる。
 
別にお金は稼がなくてもいいけれど、正直なことが一番だ。
 
旅をしていると、どうしても商売絡みの人と出会うことが多い。商売を抜きにすれば、インド人も基本的にいい人達だと思う。
 
 

バクシーン

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朝晩の冷え込みが増して来た。昼間は半袖でいいほど暑く、朝晩は寒いぐらい。前のデリーの気温が最高で30度、最低で13度。その日の東京の最低気温よりも低かった。高い山に囲まれた北インド、砂漠に囲まれたここプシュカル。インド人も含めて、変な咳をしている人が多い。気温の差が激しいことが、体調を壊しやすい原因のひとつだろう。
 
普段は空気も良く、静かなプシュカルだが。祭りに入って、人込みも増え、他のインドの街と変わらなくなった気がする。
 
インドを旅していると、バクシーンの問題は避けて通れない。写真を撮っていると、なおさら。バクシーン、チップ、パイサ、ルピー、バブー、露骨にマネーと要求されることもある。
 
インドだとカラフルな衣装を身に着けたラジャスターン地方、各地にいる物乞人、サドゥー、ダンサー、駱駝使い、蛇使い、猿使い、楽器引き、砂漠に住む家族、働く子供、なぜかプリーの海辺に広がる農村さえも、写真を撮ると「バクシーン」と要求されることが多い。
 
写真家、カメラマンの個人の判断だと思う。他人がどうこう言うことではないのだろう。全ての人にあげていたらきりがないし(こちらが破産する)、全ての人にあげないほど図々しくもいられない。間違いなく彼らのフィールドでもある。
 
むかつくのは、おせっかいな周りのインド人が多すぎる。撮る側と撮られる側の1対1の問題だ。横から関係ない大人が口を出して来て「RS100払え!」とか、無視していい。自分がどう思ったかだ。払うとしても、RS10程度の小額紙幣で十分だと思う。
 
金銭を渡すか、渡さないか、本当にケースバイケースである。長く旅を続けていると、だんだんと経験で分かってくる。基本的に写真を撮って、金銭の授受は発生しないと思う。今のインドだとかなり厳しいが。できれば最小限にとどめている。
 
自分の中ではこう考えている。一枚や数枚程度のスナップなら(できれば気付かれないのが望ましい)、払わなくていい。問題は6~12コマ、時に1本近く使ってがっちり撮る場合。魅力的な人間を撮りたい場合。ポートレートが大部分。相手に時間を拘束していたり、悪いなあと思ったり、快くお互いが別れられなかったり、なおかつ金銭を要求されたり、もめそうだったら、これはもう払わずにはいられない。その場の雰囲気ですぐ分かる。
 
インドは他のアジアの国と比べても遥かにしたかか。カンボジアでも、バングラデシュでも、タイでも、ベトナムでも、ラオスでも(アカ族などの村に入ると厳しいが)、写真を撮ってもその国の言葉で気持ちのこもった「ありがとう」を言って、快く別れられる。基本的には低姿勢だし、謙虚な態度は大切だと思う。
 
 

インドは好きで嫌い

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祭りに入っているが、予想通りあまり変わらない。このままだらだら行ってそのまま終わる気がする。
 
むしろ、祭りの前の方が写真は撮れた。目が慣れてきたということもあるし、祭りに入るとカメラマンがさらに増え、撮られる方もうっとうしくなってくる。心理的な問題だろう。
 
それにしても、インド人はしたたかだ。アジアの中では度肝を抜いている。旅するだけでは分からない、写真を撮っていると見えてくる部分もある。インドの中でも有名な祭りになると、さらに顕著になってくる。今までのカメラマンの対応の仕方も問題な気がする。
 
その国の子供を見ると、よく分かる。子供は大人の鏡。インドの子供ははっきり言って、押しが強すぎ、少し乱暴な気がする。もちろん全てというわけではないが、全体的に見て。押すばかりではなく、時に引いたり、恥の概念があまりないのだろう。基本的にインド人は欧米人だと思う。ノリも、性格も、考え方も、雰囲気も、顔立ちも。。。
 
どっぷりつかった日本人がインドの奥深くまで入っていけるわけがない。
 
東南アジアの子供はもっと理解できる。特にカンボジアの子供は子供らしい。旅をしていても、写真を撮っていても、清清しい。インドに来ると、カンボジアに行きたくなる。
 
写真家を続けるならば、どうしてもいい所ばかり行くわけにはいかない。多少嫌な所でも、避けては通れない。
 
インドはやはりできるだけ若い内に行っとくべきだと思っている。考え方は間違っていないと思う。
 
 
 

駱駝祭り

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宿を変更した。PALACEと名の付く大きめのホテルは料金が急騰する様だ。
 
家族経営や巡礼宿風のゲストハウスはまだましかもしれない。
 
それでも、普通の日の値段と設備等を考えると高い。普通でRS150~400.祭りになるとRS300~RS1500.全体的に高くなり、基本的に2倍以上はする。成り立つということは、訪れる人が多いということだろう。
 
暦では今日から始まったらしいが。もう3,4日前から始まっている。インド人は大胆だし、気も早い。
 
駱駝の集まっている荒野は、もう分けわからんな。駱駝使いや、商売人や、観光客や、様々な人種で入り混じっている。時間帯を考えないと、写真は撮りにくい。
 
これから後1週間ほど続くが、もうそんなに変わらない気がする。
 
荒野も広く、全てをいっぺんに撮ろうとすると難しい。すれ違った時の瞬間や、部分部分を丹念に撮り続けることが大切だろう。
 
いずれにしても、長丁場だ。

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