だんだんと逞しくなっていく

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今日もバイトをして、残業はなかったから、ジムで体を動かす。
 
流れ作業の仕事をしていると、体も精神的にもだるくなる。「こんなことしてていいのかなあ・・・」とも思うし。疲れはたまっていると思うのだが、ボクシングという体全体を動かし、激しい運動をしたら、疲れが一気に吹き飛んだ感じがする。
 
写真家もフリーターも紙一重だし、自分の体だけが頼りだ。流れ作業の仕事なんて絶対に無理だと思っていたら、初めの頃はかなりしんどかったけれど、だんだんと慣れてくるし。慣れてくれば意外に楽だし。間違いなく体は酷使しているけれど、だんだんと逞しくなっていく。
 
運送業の仕事も何日かしたことがあるけれど、あそこで働く人達は本当にタフである。僕よりも明らかに年の、40、50ぐらいの定期的に入っているおじさんもけっこういるし。もっとすごいのはインドの同じ様な働く人達である。一つの荷物量がぜんぜん違う。台車に荷物の山を積み上げて、文字通りの人力だし。薄っぺらのサンダルや、中には裸足の人もいるし。体に紐をめり込ませながら、あらゆるものでごった返す路上を進んでいく。日本人から見たら、あまりにも過酷すぎる。
 
この世は競争社会だし、非情な一面もあるし、時に頭が混乱してくるけれど、人は人が思う以上に逞しいのである。
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ギリギリの生活

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今の生活の大部分は、バイトで補っている。写真以外の仕事なら、どんな仕事でもいいと思い、たまたまネットで見つけた登録制の派遣会社に登録し、何だかんだ言って、一年ほど経ってしまった。
 
仕事を入れたいと思えば、前日に電話すればいいので、時間の融通は利く。かと言って、いまいちぱっとせず、時給の安いバイトで追われる毎日だ。ベルトコンベアーで流れてくる雑誌をひたすら分ける。ずっと立ちっぱなしだし、空気が汚れているのでずっとマスクをし、雑誌も束になればけっこうな重さ。残業をすれば、肉体的な疲労と引き換えに、その分の給料が支払われる。甘やかしも妥協もない、シビアな世界である。給料は週給制。一週間に5日働いて、4万稼げば、何か別のことを本業としたいなら、妥当である。5万も6万も一週間に稼ごうと思ったら、体が壊れるか、夢は捨てるしかない。お金の有り難味というものが分かってくる。
 
携帯やパソコンが普及し、あらゆる消費社会の中、流れ作業的な仕事をする人達は、かなりの数になるのではないか。誰も満足なんかしていない、夢や家族や何よりも自分自身の為にしょうがなく妥協しているのである。
 
書いているだけで暗くなってくるので、見方を変えるようにしている。流れ作業的な肉体労働も、軽い筋力トレーニングと思うようにしている。流れ作業も、慣れてしまえば、体が勝手に動く。頭は別のことを考えればいいので、体は縛られているが、想像は自由だ。いざアジアへ、特にインドを旅するとなると、予想不可能なことばかり起こるので、日本の流れ作業的な仕事は意外に落ち着くのである。
 
今の社会は、ネットとテレビとそれにまつわる企業で動いている。写真は、食べていけない仕事の一つである。自分の作品、ましてどちらかと言えばドキュメンタリー色の濃い写真は、売れるか売れないかの基準だけで見れば敬遠されがちの、発表の媒体がない今という現実がある。
 
もし「写真家になりたい」という学生さんがいたら、迷わず「やめた方がいいよ」と言うだろう。
 
僕は時に楽観的に、時にものすごく悲観的に、いい意味で人生を半分捨てているし、あきらめもついているので、続けようとしているのである。
 
心の奥底には、「人は必ずいつか死ぬ」というものがある。
 
 
 
 

若い才能

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昨日、亀田戦をテレビで見た。以前の言動はともかく、やはり強い。パンチはかなり重そう。
 
ここで言いたいのは、亀田選手ではなく、金子ジム所属の清水智信選手だ。
 
4月6日にタイでWBC世界フライ級タイトルマッチに挑戦する。相手は16回防衛中のタイ人ボクサー、ポンサクレック。
 
亀田が標的としていた相手に、いち早く一戦を交えることになる。かなり注目している。
 
清水さんは、現在WBC世界フライ級14位。容姿端麗ゆえに、一部ではイケメンボクサーと騒がれているが、実力はかなりある。世界フライ級の1桁に入っても、チャンピオンになる可能性も十分ある。現在25歳、ボクサー界のこれからの人なのである。
 
僕は普通の練習生であるが、一応金子ジムに通っている。清水さんの練習光景を見たことがあるが、そのボクシングスタイルは華麗である。プロ選手の中でも、抜け出ている。一番はフットワーク、スピードだ。30歳というおじさんから見れば、華麗な足運びは、憧れであり、芸術的でもある。
 
オーラを感じ、惹かれるのは、その人柄。見た感じはすごくやさしそうなのに、内なる闘志を秘め、実際に強い。挨拶程度、少し話す機会があったが、謙虚な方だ。ボクシングをやっているのは、もっと大きなものに向かってという感じもする。正義のヒーローという言葉がぴったり。頑張って欲しいと願わずにいられない。
 
亀田選手のように派手な人が目立つが、世の中には、清水さんのように一見地味だが頑張っている人がいる。
 
清水さんも亀田選手も同じフライ級。4月6日にポンサクレックに勝てば、次は亀田戦になるかもしれないし。二人とも若いので、将来を見据えれば、直接戦うことは十分ある。フットワークの清水選手と、パワーの亀田選手、是非見てみたいものである。
 
同じ金子ジムに所属しているし、その人柄も知っているので、清水さんを応援したいものである。
 
 
 

再び

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やっと自宅でパソコンが使えるようになった。やはり安心する。
 
ネット屋という雰囲気も悪くないけれど、せっかく東京にいるのだから・・・。
 
それに15分ごとに120円かかってしまう東京のネット屋では、ゆっくり文章を書くことも、何か調べることも、いまいち集中できない。
 
今の収入のバランスを考えると、パソコンを買ったことは、ますます自分の首を絞めたことになったが。
 
写真と関係ない仕事は、当分続きそうだ。
 
でも、まだまだ写真を辞めることはあきらめていない。だいたいずっと自分のやりたいことができるほどこの世の中は甘くない。絶対にスランプはあるし、自分のやりたくないことをやらなきゃいけないことがほとんどだ。
 
悩みながらも、続けていけば、チャンスはある

2006年度ヤング・ポートフォリオ展のお知らせ

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下北のネット屋から更新。
 
一つグループ展のお知らせです。
 
2007年2月24日~6月17日  清里フォトアートミュージアムで2006年度ヤング・ポートフォリオ展を開催しております。
興味がありましたら、是非足を運んで下さいませ。
詳しくはこちらまで
 
今回は6枚参加しております。バングラデシュとパキスタンとインドで撮ったものです。
 
 

あいかわらず

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あいかわらず下北のネット屋から更新。
ボクシングで体を動かす。写真を撮る時と、スポーツはけっこう似ている。
 
高校生の時。野球のバッティングのインパクトの瞬間。
大学生の時。サッカーのシュートのインパクトの瞬間。
そして、今のボクシングのストレート、アッパー、フックのインパクトの瞬間。
 
強い写真や何かを物語ったり、よい瞬間をとらえたもの。シャッター時のインパクトの瞬間は似ている。
 
ボクシングもいつか写真に生きてくると思っている。しばらくは続けたいものだ。
 
お金はないのに、何だか忙しい。いやお金がないからこそ、日々の生活に追われ忙しく感じる。写真をまとめるのと、バイトとボクシングで、体力だけをけっこう使っている。バイトも同じ場所で続けていると、忙しい所に回されるし。モニターは昔のを使って、本体だけでも新しい安いパソコンを買いたいものだし。秋葉デビューでもするか・・・。
 
今は、自分を高める時だ。インドやアジアの国々で会う旅人や、自分の理想を求める写真家も、考えていることはたいして変わらないと思っている。考えていることをどう自分なりの形として表現することが大切なのだと思う。
 
夢を追うには、厳しい現実が待っている。もうこんな年だから、金銭という仕送りはないけれど(当たり前か)、親の何度か送ってもらえる野菜や食料には大変感謝している。手作りの煮物など、夜いつものアパートで食べていると、時にしみじみと泣けてくる。
 
大学にも行かせてくれたし、今も自由で、人から見たらフラフラしているが、絶対にどこかで恩返しをしなきゃと思っている。
でも、こればっかりは、自分だけではどうにもならないし、難しい所だ。自分なりに頑張って、その道を信じるしかない。もう普通の会社員には戻れない。つくづく親不孝ものだ。